コロナで留学中止から2年、留学復活のシナリオ データで浮き彫りになった過去最低の留学者数

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最新のデータで初めて浮き彫りになった過去最低の留学者数と復活のシナリオを探ります(写真:CORA / PIXTA)

新型コロナウイルスの感染拡大により海外留学が派遣中止となってから2年以上が経過しました。主な英語圏の国では、留学生の受け入れを再開し、ずっとこのタイミングを待っていた学生もようやく海外に渡航できるようになってきました。

ただし、航空券・燃油サーチャージの高騰や帰国前のPCR検査、ワクチン接種者でないと今のところ留学は難しい状況など、以前に比べてハードルが高くなっているのも事実です。

今回は、最新のデータからコロナ禍で一体どれくらい留学者数が落ち込んだのか、渡航が困難な中での学びや渡航先の変化についても読み解いていきます。また、専門家へのインタビューから留学復活のシナリオについても考察していきたいと思います。

過去最低の数字となった日本人の海外留学者数

毎年、日本学生支援機構が実施している「日本人学生留学状況調査」によると、最新の2020年度の大学等が把握している日本人留学者数は、1487人(対前年度比▲98.6%)でした。これは、派遣留学が中止となっていたため十分予想できていたことですが、2020年に12万人を超えよう!とグローバル化を進めてきた経緯があっただけに、改めてコロナで派遣留学がほぼ無くなった現実を表した数字と言えます。

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