ミニマリストが5年かけて育てた唯一無二の台所 見た目も機能もこだわり抜いたアイテムの数々
「人はどのような生活観念を持ち暮らしているのか? その答えはズバリ、生活感が出やすいキッチンにあり!」をキャッチコピーに、十人十色な住人の「生き方」や「趣味趣向」をキッチンからのぞき見させてもらおう──。そんなコンセプトで運営されているウェブサイト「台所図鑑」。
その中から、自宅にサウナを作ってしまった料理好き男性や、生粋キャンパー一家、老後に備える60代など、文字どおり十人十色な33人の「お台所」を厳選し、書籍にした『台所図鑑 キッチンには人生がつまっている』。今回はそこからミニマリストのこだわりが詰まったキッチンを紹介します。
「少しだけ、でもとびっきりいいものを」
■「少しだけ、でもとびっきりいいものを」がライフスタイルテーマ(30代・ミニマリスト)
ミニマログさんがミニマリズムというライフスタイルに惹かれたのは『あるミニマリストの物語』という本を読んだことがきっかけ。日々の生活に疲弊していた主人公がミニマリズムに出会うことで、生き生きとした人生を取り戻していく様を描いた作品です。
主人公と境遇が似ていることもあり感銘を受け、自分にとって価値あるものを厳選して持ち、浮いたリソースを好きなことに集中投資する生活をスタートさせたのでした。
そんな「少しだけ、でもとびっきりいいものを」なライフスタイルは、キッチンにも色濃く反映されています。ミニマログさんのキッチンは、幅120cmの単身者向け賃貸マンションによくあるミニキッチン。使いやすさを優先させたオープン収納ながら、スッキリとした空間です。
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