30代料理好き｢自宅サウナー｣アイデア満載の台所 シンク､ガス台､レンジフードにまでこだわり

自宅にサウナを作った「自宅サウナー」であり、料理好きの男性がこだわり抜いたキッチン（写真提供：ootorikeisuke）

「人はどのような生活観念を持ち暮らしているのか？ その答えはズバリ、生活感が出やすいキッチンにあり！」をキャッチコピーに、十人十色な住人の「生き方」や「趣味趣向」をキッチンからのぞき見させてもらおう──。そんなコンセプトで運営されているウェブサイト「台所図鑑」。

その中から、キャプ大好き家族や、ミニマリスト、老後に備える60代など、文字どおり十人十色な33人の「お台所」を厳選し、書籍にした『台所図鑑 キッチンには人生がつまっている』。今回はそこから自宅にサウナを作った、料理好き男性のキッチンを紹介します。

設備厳選！料理好きのこだわり、詰め込みました

自宅サウナー鳳けいすけさん（以下 鳳さん）はその肩書き通り、マイホームにサウナ室とチラー（冷水機）付きの水風呂を設置しちゃったツワモノ。早起きして出社前にサウナ。帰宅してからもサウナ。毎日2回もサウナに入るという、サウナー垂涎のととのいライフを満喫しています。

そしてサウナ同様、大のお料理好き。そのきっかけは、お母さまの手料理に“当たりはずれ”があったからとのことで……。

思春期真っ只中の鳳さんは、ご飯を作ってもらう立場にも関わらず “はずれ”の時に「マズい！」とストレートに伝えてしまいます。すると案の定「じゃあ自分で作ってみなさいよ！」となり、作ってみたら……。おや？思いのほか美味しく出来たではありませんか。しかもなんだか楽しい。

その後、ひとり暮らしを始めてからメキメキと上達。今では鉄鍋でパラパラチャーハンを、そして寸胴鍋で豚骨や鶏ガラを煮込み、スープからラーメンを作るほどの腕前となりました。

そんな鳳さんにとって、キッチン設備の選定は重要なポイント。今回は、得意のリサーチ力を存分に発揮させたお気に入り設備を中心に、鳳家のキッチンを紹介していきます。