東洋経済オンラインとは
キャリア・教育 #生まれつきの才能は不要 東大「逆転合格」の作法

親から見て「いい子」が受験で大失敗する納得理由 意外な盲点「親が喜ぶから勉強する子が多い」

7分で読める
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
(漫画:©︎三田紀房/コルク)

中学受験後にモチベーションを落としてしまうワケ

いかがでしょうか。「親の言うことをよく聞く子」って、多くの場合、親御さんからしたらとても望ましい「いい子」と思われるかもしれません。

しかしそういうお子さんって、意外と中学受験で理想の名門中学に上がった先でまったく勉強しなくなる、落ちこぼれてしまってそのまま大学受験のモチベーションも落としてしまう、なんてことがけっこう多いのです。

それがいったいなぜなのかというと、ここで描かれているとおり、「親が喜ぶから勉強している」からなのです。

みなさんは「賢馬ハンス」の話をご存じですか。昔ドイツで、計算ができる馬が現れました。ハンスという名前の馬は、「2+3は?」「5-1は?」などと聞くと、蹄鉄を一定の回数叩いて答えるのです。「2+3」と聞かれると5回、「5-1」と聞かれると4回叩いて、多くの人を驚かせました。

しかし実は、この馬は計算力があるわけではありませんでした。実は周りの人の呼吸や表情を読み取って、例えば5回叩いたときに「お!」という表情をしていた人が多かったら5回で叩くのを止めていただけだったのです。

これと同じことが、現在、日本の子どもたちにも起こっているといえます。これは有名な中学受験の塾の先生に聞いたことなのですが、最近小学生の中に、隣の子に採点をしてもらう時に「赤ペンで丸付けしないでくれない?あとで書き直すから」と頼む子が多いと言います。

どうしてそんなことをするのかと聞くと、「あとから親が見るときに、点数が悪いと怒られるんだ」と答えるのだとか。

6/6 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象