「子育てで自信喪失した親」に伝えたい4つのこと 必死な人こそ自己肯定感が下がってしまいがち

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① 親自身、子どもの頃から認められることが少なかった(物事を無難にこなすタイプで、できて当たり前と思われてきたことも)
② 日常的にネット等でネガティブ情報に多く触れ、またFacebookやTwitterで発信することもある
③ 毎日の家事や子育てなどをルーチンワークの繰り返しと感じ、満たされることが少ない
④ 「普通である、普通でなければならない(長所を抑え、短所を是正)」を基本として生きてきた。
⑤ 「人と比較する、比較される」人生を送ってきた。

この5つの中でも、最も数が多いのが⑤の「比較」でした。人と比較することで、できない自分を作り出し、いつしか自己肯定感を下げていたようです。

下がってしまった自己肯定感を引き上げる方法

では、下がってしまった自己肯定感をどうすれば引き上げることができるでしょうか。大人の自己肯定感を引き上げるアプローチは様々ありますが、これまで筆者が親たちへの勉強会でお伝えし、実践して効果があったと報告があった中から、4つご紹介します。

なお、ここで紹介している方法はすべて実践する必要はなく、ご自身に合うと思われること、1つか2つ試してみてください。

(1)自己効力感を上げて、自己肯定感上げる

簡単に言えば、自己効力感は「達成できるという感覚」であり、自己肯定感は「現状を肯定することができる感覚」です。この2つを繋げて自己肯定感を上げていく方法を取ります。

ポイントは、「スモールステップで達成感を作り、『見える化』することで、現状の自分を肯定していく」ということです。

具体的には、今日やることを書き出して、終わったら横線などで消します。次々と予定をこなして達成していく様子を見ることで達成感を感じ、次第に自身を肯定することができるようにもなります。

ただし、今日やることを書き出しても、達成できないことばかりだとしたら今回は意味がありません。

今回は達成感を得ることが目的ですから、小分けに、スモールステップを踏んでいくようにします。例えば料理であれば、作業を分解して書いておきます。「メニューを考える→買い出し→作る→片付け」という具合です。わざわざ書かなくでもできると思うのではなく、あえて小分けにして、それが達成できていることを「見える化」するのです。

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