おぼん・こぼん「奇跡の仲直り」後の“今"を吐露 最悪の状況から別れず踏みとどまった想いとは

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『東京漫才』を読むと、アカレンジャー気質/体育会系のおぼん、アオレンジャー気質/文化系のこぼん、という姿が浮かび上がってくる。2人のキャラクターはまったく違う。仲が良いときは、お互いを補完するような関係になるだろうが、悪いときは相容れない。「水曜日のダウンタウン」でも、相反する姿が幾度となく映し出されていた。

ここ数年間は、最悪の状況だった。なぜ、踏みとどまれたのか?

おぼん:「俺たちは、歌って踊って笑わせるようなステージ、ショービジネスが大好きなの。これがどっちかに偏っていたら、たとえば漫才だけとか音楽だけとかだったら、別れていたと思う。一緒にタップを踏んだりハモったりするのが好きなんだ。同じ目標に向かって走れて、それでいてお金ももらえるんだから最高(笑)」

こぼん:「いろいろなパターンがあるんですよね。漫才を足掛かりにしてMCをやりたいとか、それもわかります。でも、何を目指しているのかっていうのは大事だと思いますよ」

先述したように、2人の大きなバックボーンとなっているのはショービスの世界だ。取材当日、東洋館で披露したネタは、タップダンスに始まり、医者と患者のコント、そしてフリートークという具合に、枠に収まることのない20分だった。

マネージャーから見たおぼん・こぼん

40年以上にわたり、おぼん・こぼんのマネージャーを務めてきた谷川金市さんが明かす。

「タップを踏んだりフリートークは、いつもやっていたこと。でも、普通の関係に戻ったことで、打ち合わせをしたり、『今日はコントをやろう』といったやりとりが復活した。そういった光景を目にすると、僕もうれしい」

そして、「2人とも目指すところが一緒なんですよ。やっぱりエンターテインメントが好きで、お客さんが笑っていたり、楽しんでいたりする姿が好きなんですよ」と続ける。

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