おぼん・こぼん「奇跡の仲直り」後の“今"を吐露 最悪の状況から別れず踏みとどまった想いとは

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「水曜日のダウンタウン」を見ていた人ならわかるだろう。両者の間に入り、耳を傾け続けてきた谷川さんは、“3人目のおぼん・こぼん”と呼びたくなる存在だった。「この数年、谷川さんも大変だったのでは?」と聞くと。

「おぼんさんもこぼんさんも、“きつい”って言うんですけど、僕は2人からその意見を聞いている。だから、僕は2人分きつい(笑)。でも、彼らが僕に言うことによって、クッションになっていたところもある。それで気持ちが落ち着いたり、冷静になれたりするんだったら、それでいい」(谷川さん)

奇跡の仲直り。そんな言葉も聞こえてくるが、奇跡は日々の積み重ねなくして起こり得ないことがわかる。2人の仲直りをきっかけに、「私たちも仲直りしました」といった声も届くという。おぼんは「そういうのってホントうれしい」と目を細める。

「僕らは夫婦みたいなもの」

おぼん:「同じ目標を持てるかっていうのは大事だと思う。なんでもいいんだよ。リタイアした後に、夫婦で海外旅行に行こうとか豪華客船に乗ろうとかさ。目標のない人生ってつまらない。目指せるものを共有するって大事だよ」

こぼん:「僕らは夫婦みたいなもの。倦怠期があったりするのは仕方がないわけで。人にアドバイスできるようなものは、本当に何もないですけど(笑)。でも、お客さんが笑っている姿を見ると楽しい」

おぼん:「うん。ホントそう」

こぼん:「30年も40年もやって、ちょっと方向が違うっていう人たちもいると思うんですけど、“もっと早くに気がつけよ”って思います(笑)。僕たちは、自分たちの個人的な感情を、とりあえずそのときは置いておこうってなれることをしているから」

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