「都民割」旅のプロがオススメする「お得な行き先」 あっという間に完売も次のチャンスで取る方法
なお、日帰り旅行の場合は3000円以上の商品にかぎり2500円の割引となる。
2020年秋の都民割と今回が異なるのは、18歳以下の子どもは1000円上乗せで割引になることだ。例えば、大人2人子ども2人の家族で3500円の日帰りツアーに参加するとしよう。その場合大人が(3500円−2500円)×2人=2000円。子どもは3500円−2500円−1000円=0となり、家族4人でトータルの出費はわずか2000円ということになる。
都民割の対象は?
今回の都民割の対象となるのは、次の2条件を満たす人だ。
・ワクチン3回目の接種証明書をもっていること(スマホで撮った写真などでも可能)。ない場合は、3日前までのPCR検査もしくは前日までの抗原検査で陰性証明をもっていること。
3回目の接種者を対象にすることに異論の声もあがっているが、東京都内では無料で気軽にPCR検査が受けられる検査所が多数設置されており、検査のハードルそのものはそれほど高くない。
旅行する際には、ホテルでのチェックイン時やツアーバスでの集合時に利用者全員の都内在住の証明書+3回目接種ないし陰性証明書の提示が必要となる。
忘れたから後日送るというのは認められず、忘れた参加者の分の割引が得られなくなる。また、都外の人と同時に宿泊・参加することは可能だが、その場合、都外の人は割引を受けることができない。
まず、都民割はなぜこれほど予約がとれないといわれるのだろうか。
最大の理由は人口に比して、各宿泊施設や旅行会社に割り当てられた枠があまりに少ないからだ。
都道府県民割は、国が「地域観光事業支援」という名称で各都道府県に補助金を出し、それを各都道府県が、各々の方法で割引をするとうものだ。国としては約3000億円の予算を計上しており、東京都は令和4年2月補正予算で、約373億円を計上している。そのうち、当面、49億円・94万泊を都民割として準備しているという。
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