「都民割」旅のプロがオススメする「お得な行き先」 あっという間に完売も次のチャンスで取る方法

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だが、今回6・7月で実施される都民割は25万泊。1泊5000円なので、12億5000万円相当である(日帰り分をのぞく)。これは、都民割として準備している予算の約26%にすぎない。

こうしたことを考慮すれば、都民割はこれからかなり長い期間にわたって実施される可能性が高い。

それなら、別に都民割を急いでとらなくてもよいのではないか、と考える人もいるだろう。だが、一部報道によれば、2022年7月以降は、ブロック割を拡大し、全国を対象にするといわれている。

結局、GoToトラベルはいつ再開?

この場合、東京都民はほかのすべての道府県の割引を受けられるようになるし、都民以外も、東京都の割引を享受できることになる。もともと東京都内を旅行したいと希望する人はともかく、東京都以外に割引の選択肢のない6月中と、7月以降では、都民割の意味が大きく変わり、7月以降にあえて都民割を利用する価値は減じるかもしれない。

また、7月以降にブロック割が全国拡大するということは、GoToトラベルの再開がさらに遠のいたことを意味する。小池都知事は、都民割はGoToトラベルとの併用を予定していると述べていたが、ブロック割の全国拡大版では、その併用をのぞむことはできない。

報道によると、政府関係者は少なくとも7月10日の参議院議員選挙後まではGoToトラベルの再開はないと明言しているようだ。準備期間も考慮すれば、どんなに早くても8月よりも早くGoToトラベルが再開することはないだろう。

こうしたことをふまえたうえで、具体的にどのように都民割の予約をとればいいのだろうか。

まず、アクセスしたいのは「もっとTokyo」の公式ホームページである。この「取扱事業者検索」では、旅行会社、ウェブ予約専門旅行会社(OTA)、宿泊施設のそれぞれが、販売中なのか、すでに販売終了なのかを知ることができる。

ホテルなどは完全に網羅しているわけではないし、売り切れから反映までのタイムラグも生じるが、おおまかな目安にはなる。

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