「都民割」旅のプロがオススメする「お得な行き先」 あっという間に完売も次のチャンスで取る方法

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開始したばかりの都民割ですが、初日に完売した旅行会社も多く、わずか数十秒で完売したホテルもあるそうです(写真:node/PIXTA)

2022年6月10日、都民割(正式名称は「もっと楽しもう! TokyoTokyo」、略称はもっとTokyo)の予約受付が開始された。

近畿日本ツーリストや日本旅行など、初日に完売した旅行会社も多く、ホテル直販では、わずか数十秒で完売したところも見られた。だが、都民割はまだスタートしたばかりだ。現時点(2022年6月13日)で、どのように都民割にのぞめばよいのか、検討してみたい。

そもそも「都民割」とは?

まずは都民割の内容をおさらいしてみたい。

現在発表されている都民割の期間は2022年6月10日から7月31日(8月1日チェックアウト)分までとなる。

補助される金額は宿泊の場合、1泊1名6000円以上の場合、5000円引きとなる。例えば、1室2名で1万2000円のホテルに宿泊する場合、実際の支払い額は2000円なので、割引率は83%以上となる。金額が高くなっても割引額は変わらないので、当然のことながら、2名の場合、総額1万2000円を少し上回るくらいの商品の割引率が最も高く、ねらい目となる。

GoToトラベルでは、高額のホテルや旅館に人気が集まったが、都民割の場合は、もう少しカジュアルな宿泊施設に人気が集中するかもしれない。逆に安宿の場合は、宿泊以外に食事や観光などをセットにすることで、都民割の対象となる6000円を上回るようなプランが数多く出てくるだろう。その場合は、宿泊とセットになるものが、自分にとって本当に必要なものかどうかの吟味が必要になってくる。

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