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表舞台から忽然と姿消した「ウイスキー」復活の訳 70年代には蒸留所が2000以上から2カ所に減少

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まず味わうべきアイリッシュウイスキーは?

アイリッシュウイスキーの飲み方は、その味わいが存分に堪能できるストレートでいきたいところ。香り、最初の飲み口、後から追いかけてくるフレーバーなど、じっくりと楽しんで。ライトボディーなのでストレートでもすんなりといけます。ただし、アルコール度数は高いので、チェイサーは用意しておきましょう。

ストレートがキツく感じるならば、ロックで。氷が解けるにしたがい変化する味わいも楽しめます。もちろん炭酸水で割ってハイボールに、あるいはカクテルでもOKです。

知っておきたい、アイリッシュウイスキーの代表的な蒸留所は5カ所。

■ミドルトン蒸留所

世界で最も売れているアイリッシュウイスキー「ジェムソン」の蒸留所。「ジェムソン」は実に1秒間に3.1本の割合で売れている計算になります。ダブリンのジェムソン社、コークのミドルトン社が合併し、1975年に新ミドルトン蒸留所が誕生。旧ミドルトン蒸留所はビジターセンター兼博物館に。

ジェムソン

ピートを使わずじっくり乾燥させた大麦を原料とし、3回蒸留によって造られる豊かな香味とスムースな味わいが特徴のウイスキー。

■ブッシュミルズ蒸留所

創業は1608年、世界最古の蒸留免許を持つ蒸留所。「ブッシュミルズ」は「ジェムソン」「タラモアデュー」に次ぐ第3位の人気で、日本でもポピュラーな銘柄。2022年には第2蒸留所が稼働し、生産量が450万リットルから900万リットルへ倍増する予定。

ブッシュミルズ

3回蒸留を守り、モルト原酒の原料には100%アイルランド産のノンピート麦芽を使用することで、軽やかでスムースな口当たりを実現。それでいてモルトの味わいがしっかりと感じられるのが特徴。

■クーリー蒸留所

アイリッシュウイスキー復活劇の最重要人物・ジョン・ティーリングが1987年に創業。ここの「カネマラ」はアイリッシュウイスキーでは唯一(当時)、スコットランド産ピートを使用し、スモーキーなフレーバー。現在はビームサントリー社が所有。

カネマラ

アイリッシュウイスキーでは現在唯一のピーテッド・シングルモルト。原料のピートと麦芽に由来する、スモーキーな味わいが特徴のウイスキー。

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【今、味わうべき注目の新鋭ブランド】

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