しかし、管理者の多くはプレーイング・マネジャー。部下の面倒をみようと思っても、時間の捻出も難しいものです。そこでどうするかが問題となってきます。
「さすが、課長」と言われる3つの技
では、部下がやる気を起こし、部下が上司をリスペクトするポイントは何でしょうか。次の3つをあげることができます。
① 職場の存在理由を熟考できている:上司が、その職場の存在理由を誰よりも深く考えている。それを基軸にして職場運営を行えば、部下が納得しやすい(ここで部下がナルホドと思わなければ、リーダーシップは発揮できない)。
② 求める成果を共有できている:上司は、部下の問題意識を活かしながら、職場が求める成果を正確に表現している。目指すべき状態が共有できれば、上司と部下、お互いの意思疎通がスムーズになる。
③ 得意技を持っている:上司は、何か1つ、部下が「さすが」と思う部分をつくること。実務の上で得意技があればベスト。それがなくても、接待がうまい、雰囲気の良い店を知っている、カラオケが得意、など余技と思えることでもかまわない。
「課長、さすが!」と言われればしめたもの。部下が上司に一目をおくようになってくれれば、人事評価への部下の納得感も高まるはずです。人事評価の不満解消にまず行う技はこの3つなのです。
評価の仕方で部下のやる気、職場の成果は変わるものです。評価者として管理職として知っておくべきことをわかりやすく解説した拙著『正しい目標管理の進め方』もご参照ください。拙著出版を記念してセミナーも行います。
「東京会場」「大阪会場」をクリックください。
↓↓↓↓
●東京会場 2月19日(木)、3月16日(月)、4月13日(月)
●大阪会場 2月23日(月)、4月15日(水)、7月14日(火)
イラスト:ふるはしひろみ
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら