有酸素運動なら「走るより固定式バイクが○」な訳 最低限抑えておきたいプログラムはこれだ!

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有酸素運動に効果のある代表的な機械といえばバイクとランニングマシン。どちらのほうがおすすめなのか、トレーナーの坂詰さんが解説します(写真:kou/PIXTA)
日頃の運動不足に、コロナ過での自粛生活、テレワークの広がりもあいまって、私たちの日常生活運動量は激減しました。この運動不足を解決するのに最適なのがジム・トレーニングだと坂詰真二氏は言います。自宅での筋トレや近所のジョギングは手っ取り早く運動できますが、ジムにはそれらにはないメリットがあります。
坂詰氏は、アスリートへの指導やスポーツ・医療系の専門学校講師なども務めるかたわら、さまざまなメディアで活躍中のプロトレーナー。今回は、意外と知られていない、ジムの基本から、最も効果的な活用法まで坂詰氏の最新刊『いちばん効率がいい すごいジム・トレ』から、一部抜粋したものを3回に渡ってご紹介します。今回は3回目になります(1回目はこちら、2回目はこちら)。

ジムには数多くの筋トレ用のマシン、有酸素運動用のマシンがあり、あれこれやってみたくなりますが、実施する種目数が多ければ、効果を得られるというものではありません。

種目数が少なくても、それが的確なものであればよく、筋トレマシンはたったの5種類、有酸素運動マシンは1種類で十分です。

私が推奨する初期のトレーニングプログラムは以下のとおりです。

ジムに通い始めはまずこのプログラムを

健康、体力の維持・回復、ダイエット、美容、ストレスや疲労の解消・予防など、あらゆる目的に共通する最小の努力で最大の効果が得られるメニューになっており、すべて行っても1時間もかかりません。これを週に2回行うことを目標とします。

①ウォームアップとしてのストレッチ
②マシンを使った筋トレ

③固定式バイクでの軽い有酸素運動
④クールダウンのストレッチ

一見すると物足りないように感じるかもしれませんが、それでいいのです。

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