希少価値なし?どうなる、MBA後の人生! 肉食系から、ゆるふわ系まで多数生息

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一流ビジネススクールを出た人は、新しい価値を世界に作り出すという責務を負っています。

MBAホルダーの行く先は、会社の中のエリートになるか、起業してプロフェッショナルとして生きていくかの2つです。

アジュさんが今後どうなるかは、私にはわかりません。

チャンスをつかみたい彼は、社内の人脈強化のために、会社のボランティア活動に参加したり、上司の引っ越しの手伝いをしたり、あれ? 御社ブラック企業じゃない?というぐらい休日返上で働いております。

彼が超エグゼクティブになったら、たかりたいものです。

あ、つい本音が。

ゆるふわMBAホルダーが、日本企業に熱視線

しかし世の中には、こんな気合いの入ったMBAホルダーばかりではありません。日系の海外支店にもMBAホルダーは多く採用されています。

私もほんの少しだけ日系金融のシンガポールの現地法人に勤めていたことがあります。その期間は、最大瞬間風速みたいに短かなものです。

外資に勤めた女は我が強いので、日系とかもう無理なのよ……と、この辺のお話はまたの機会にさせていただくとして。

その某大手日系金融では、たくさんのMBAホルダーが外資系に比べれば、ちょっと低い給料でたくさん採用されていました。

カネの亡者の金融マンが、なぜ給料の低い日系に?

と疑問に思っていたのですが、その謎はすぐに解けました。

そこに勤めていた香港科技大のMBAホルダーのイギリス人トレーダー曰く、

「やっぱり、日系は上司も優しいし、安定してるし、いいね!」

とのことで、

あれ!?

今、日系企業が、ゆるふわMBAホルダーたちの中で、

アツい!?

人事のみなさん、優秀な人材をゲットするチャンスですぞ!!!

といったところで今回は失礼いたします☆

ずんずん キャリア・人間関係コーチ、コラムニスト

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ずんずん / zunzun

元外資系OL。大学卒業後、埼玉県にある日系事業会社に就職。激務の果てに「死ぬ前に丸の内OLになりたい」と転職活動を開始し、外資系投資銀行に採用される。さらにシンガポールの世界的IT系企業で働いたのち、帰国。著書にコミックエッセイ『外資系はつらいよ OLずんずんが見た資本主義帝国♪の全貌』『外資系OLは見た!世界一タフな職場を生き抜く人たちの仕事の習慣』(ともにKADOKAWA)『エリートに負けない仕事術』(大和書房)がある。

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