悩めるママ3万人が頼った、カリスマの秘密 「ママのイキイキ応援プログラム」とは?

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山﨑洋実(やまさき・ひろみ)●Happy Mommyプロデューサー&コーチ、Fine-Coaching主宰。1971年生まれ。大手英会話学校勤務時代に接客や人材育成の楽しさを知る。コーチングを基本に独自のママ向けプログラムを開発、2004年より「ママのイキイキ応援プログラム」を開始。『ママでいるのがつらくなったら読むマンガ』など著書多数。ブログはコチラ(撮影:今井康一)

セミナーを受けて変わる人は多いという。サロン系の仕事を始める人、会社で働き続けると覚悟を決める人、仕事を減らしてプライベートを充実させる人……。いずれも、自分の軸をしっかり持てるようになるのだ。

セミナーは約2カ月の間に2時間×5日間行っている。自分自身もママである山﨑さんだが、「子育てとの両立に悩んだことはない」と語る。ママ相手の講座は午前中から昼にかけて行われるため、子どもが幼稚園や小学校から帰る時間には家に戻ることができるからだ。子どもの学校が休みとなる夏休み、春休みの期間も、ママたちが忙しいため、講座を開くことはあまりない。

「2014年は宿泊する出張も増えましたが、基本は日帰りです。私は地方に行っても空港と会場となる公民館の往復ばかりで、一般的な講師と言われる人がうらやましい」と笑う。

子どもに『ごめんね』と言ってはダメ

子どもに『ごめんね』はダメ(写真:しまこ / Imasia)

山﨑さんは、「ママのメンタルが大切だ」と強調する。自分の心が整っていると、いろいろなことがうまく回り出すという。

「講座のときに子どもを預かると、私に意識を向けていないお母さんの子どもはずっと泣いている。私に集中しているお母さんの子どもは泣き止む。保育園にお迎えに行ったときに、子どもに『ごめんね』はダメ。悪いことしているみたいでしょう。『今日は楽しかった? お母さん、仕事頑張れたよ』と話しかけたらいい」

こうした具体的な話を通じてママの心をガッチリつかむ山﨑さん。「2015年はママ以外の人を対象にしたセミナーも増やしたい」と、意欲を燃やしている。

高橋 志津子 東洋経済 記者

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たかはし しづこ / Shizuko Takahashi

上智大学法学部国際関係法学科卒。東洋経済新報社に入社後は、会社四季報、週刊東洋経済、ムック、東洋経済オンラインなどさまざまな媒体で編集・執筆を手掛ける

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