東大生実践「頭をよくする」たった1つの簡単行動 「東大合格者=真面目な勉強好き」は大間違い

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いかがでしたか? 「前に同じように考えた人がいないかを調べる」、というのが頭のいい人の思考なのです。歴史が始まって長い年月が経っており、こんなにインターネットが発達しているのですから、今まで自分が思ったのと同じような疑問を持ったり、同じような状況に陥っていたりする人もいるでしょう。

そういう人がどうしていたのか調べれば、自分で考えるよりもよっぽどいいのです。逆にその悩みを持ったのが世界で自分が初めてのように考えていては、いつまでたってもうまくいきません。

頭がいい人は特殊なことをしているわけではない

ちょっと脱線するのですが、星新一先生のショートショートに、「古代の秘宝」という作品があります。これは、主人公が古代の遺跡を探索させ、長命の種族の秘密を学者に解読させる、という物語です。

ネタバレになってしまいますが、学者は長命の秘密を解き明かすことに成功します。それはなんと、「早寝早起き、そして腹八分」ということでした。古代の隠された秘宝なんて言って、なんてことはない、とても当たり前でみんな知っていることでした、というオチです。

ただの物語だと思うかもしれませんが、実はこれって非常に示唆的です。哲学は古代ギリシャの時代からスタートしていて、「なぜ生きるのか?」「なぜ死ぬのか?」ということは、この時代にもう議論されつくしていたりします。

ほかにも演劇の作り方・ベストセラーの作り方は最新のAIが研究したものとギリシャの時代に考えられたものでほぼ乖離がないと言います。

この物語と同じで、実は頭のいい人って、特殊なことをして頭がよくなっているというわけではないんです。むしろもう答え自体はもうすでにたくさん存在していて、それをしっかりと守れるかどうかという話なのです。

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