東大に合格する人は、別に自分で勉強法を考える能力が優れていたわけではありません。きちんと先人がどんなふうにやっていたのかを知り、それのとおりに努力します。そして一度試した後で、自分に合っているかどうかを考えるということをします。
僕らはつい、最初から自分なりのやり方に走ってしまいますが、実はそうではなく、上手くいっている他人のやり方をまねしたほうがいいのです。
東大生が「合格体験記」を読み込む理由
これは僕も知ってからとても驚いた話なのですが、東大生は必ず、合格体験記を読み込んでいます。塾や学校・予備校で作られているその年の合格者たちがどんなふうに東大に受かった人が多いのかをまとめた冊子を何度も読み込んで、そして合格している人が多いのです。
「自分と同じようなシチュエーションから合格した人はいないか」
「得意科目苦手科目が同じ人はどんな戦略で合格しているのか」
こうしたことをしっかりと調べている場合が非常に多いのです。つまり、頭がいい人ほど、先人の知恵を借りようとしている、ということ。まさに「温故知新」ですね。
言い換えれば、初めから自己流を試すのではなく、しっかりと型どおりに・先人たちの考えをインストールして進めていくことが大事、というわけです。
いかがでしたか? 僕もまねをして東大に受かった人間です。2浪したときに、合格した友達や東大生の知り合いに「後生だから、ノートを見せてください」「恥を忍んで聞くけど、どうやって勉強してる?」と聞きまくり、それを全部とにかく試してみたら偏差値が一気に上がって合格できた、という経験があります。まねすることから始めてみると、才能とかそういうものの関係なく、頭がよい人になれると僕は思っています。
みなさんの人生に何か、プラスなものが提示できていたら幸いです!
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