日本人が英語会議で「使い物にならない」根本原因 リモート会議ならではの効率アップの方法がある
2.リモート会議ならではのコツをわきまえる
リモート会議では、相手の目に映る情報は画面でわかる範囲に限られます。よって、カメラで映る範囲の表情と手振りを、いつもよりも大げさにするといいでしょう。目線は、アイコンタクトではなく“カメラコンタクト”することになります。これは、慣れるまで結構難しいものです。
聴覚情報を有効に活用
さらに、聴覚情報については次のような点をより意識することが有効です。
こうしたコツをわきまえておけば、生産性を高める一助になるでしょう。
3.根本的な解決策は、今までよりも高い英語力をつけること
リモートで業務を行い、オンライン会議が増えるなかで、ビジネスパーソンはリモートならではのやりにくさを感じているようです。私たちが実施したアンケートで「業務上、リモートで英語コミュニケーションを取るうえで難しいことは何か」と聞いたところ、約6割の人が「自分の意図が伝わったかどうかわかりにくい」、次いで約半数の人が「相手の意図を理解しづらい」*2と答えています。
前者を解決するためには、より精度の高いスピーキング力が求められ、後者はより高いリスニング力が必要となります。実際、オンライン会議で必要な力として、8割強の人たちがスピーキング力とリスニング力*2を挙げています。
コロナ禍はビジネス英語のコミュニケーションスタイルを大きく変えました。その意思疎通の難しさゆえ、英語力が高いほど、上級者のなんと半数近くが「リモートで信頼関係を築きにくい」*2と感じています。
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