「withコロナの状態でマスクを外す時期は日本において来ないと思っている」。日本医師会の中川俊男会長は4月20日、海外での「脱マスク」の広がりを受け、そう牽制した。
これに対し、山際大志郎・新型コロナ対策担当大臣は同22日、将来的なマスク生活の必要性を「当然議論していかなくてはいけない」との考えを示した。
「withコロナの間は外せない」と言われても、そもそも今後もコロナは人間界からいなくならない。それでも海外では脱マスクが進んでいるのに、「日本だけどうして?」と思うのも無理もない。
やっぱり「脱マスク」を急ぐべきなのだろうか?
「脱マスク」も「いつでもどこでもマスク」も間違い
はっきりしているのは、全面的な「脱マスク」は正解じゃないということ。かといって「いつでもどこでもマスク」はもっと間違っている。では何をどうすればいいのか。
withコロナのマスク生活で、押さえておくべき基本は3つだけだ。
① 換気の不十分な屋内や公共交通機関ではマスク着用がベター
② 夏は熱中症のリスクが増すため、屋外ではマスク不要
③ 子ども(小児)は基本的にマスク不要
あとは各自判断すればいい。重要なのは「マスクをするかどうか」より、「コロナ前の日常をどれだけ取り戻せるか」だ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら