子どもが架空請求に遭った時の親の正しい対応 慌てないよう子どもとルールを決めておく

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●ゲーム・動画にはこう向き合おう

①ゲームや動画の区切りがいいところが何分なのかを意識してみよう

②ルールをつくるときは、自分のことだけじゃなく、家族のことも一緒に考えよう

③1つでいいからゲームや動画以外で夢中になれることを見つけてみよう

たとえば料理。生きるうえでも役に立つし、自分でつくる料理は最高においしい。実際に研究できるということは、テレビの中の出来事よりも何十倍もリアルでおもしろいよ。しかも、お家の人がおいしいと言って笑顔になるともっとうれしいよね。

紙やホワイトボードに書き出してみる

13歳までに伝えたい男の子の心と体のこと
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それ以外にも絵や音楽、囲碁や将棋、もちろんスポーツだってなんだっていい。ゲームや動画以外の夢中になれるものを見つけて、人生を楽しもう。

④「生活リズム」を意識しよう

つい夜遅くまで起きてしまって、朝が眠たいときがあるよね。睡眠は、みんなのこれからの成長にとっても大切なことなんだ。ぜひ眠る時間は大切にしてほしいな。

⑤紙やホワイトボードに書き出して、目につくようにしてみよう

口だけで約束していると、つい忘れがちになるよね。わかりやすいところに張り出してみよう。お家の方も繰り返し言うのではなく、この紙をとんとん、と指さして気づかせてあげることもできるね。

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ゲームや動画など、家族がどんなに注意してもやめられない場合には、専門家や電話相談などを利用するという手段もあります。

大人でもやめたくてもやめられない「依存症」に陥ることがあります。子どもたちも成長の途中で、緊張の糸をゆるめるために何かに依存してしまうこともあるかもしれません。

ぜひ、周りの助けも借りながら、子どもたちをサポートしてあげてください。

やまがた てるえ 助産師、チャイルドファミリーコンサルタント

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やまがた てるえ / Terue Yamagata

1975年北海道生まれ。助産師。チャイルドファミリーコンサルタント。看護学校卒業と同時に助産師学校へ入学。卒業後、総合病院、産婦人科クリニック、統合医療クリニックに勤務した後は地域の育児支援や、教育行政にも関わる。二児の母となってからは、母親の産後の心のケアができるよう、ブログを中心に情報発信している。また、チャイルドファミリーコンサルタントとして活動。保護者向けオンライン性教育講座の開催や執筆活動も積極的に行っている。著書に『13歳までに伝えたい女の子の心と体のこと』『15歳までの女の子に伝えたい自分の体と心の守り方』『13歳までに伝えたい男の子の心と体のこと』(すべてかんき出版)がある。

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