1日1分、腹が痩せる丹田ダイエット法とは? 通勤で実践!正月太りのお腹を凹ます方法

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「電車の進行方向に身体を正面に向けましょう。人間の身体は、横から入る力は倒れやすいのですが、前後から入る力は倒れにくいのです。進行方向に向いて吊皮を持ち、両足の前後に少しずらして片足立ちをして、「1、2、3、4、5」と数えてみてください。左右交互に行うと良いでしょう」(同)

ルートを知っているいつもの通勤・通学電車ならば、カーブや駅近くにさしかかったら両足で踏ん張る。カバンは片手で腹部や胸の辺りでしっかり持つ。そしてときどきカバンを持ち変えるのがコツ。満員電車で身体移動が難しいときには、ちょっと空いたときの1駅分だけチャレンジ。これだけでも、足や腕の筋肉保持に役立ち、血流もよくなるそうだ。

「脂肪燃焼に役立つ食事」+「歩く」で痩せる

「筋トレまでの効果はありませんが、40歳以上の人であれば自重負荷(じじゅうふか)といって、ご自身の体重で負荷をかけることも筋力の維持に役立ちます。年末年始に増えた体重は通勤時間を上手く利用して、筋力に刺激を与えて血流を良くし、さらに食事制限で効率良く減量してみてください」(同)

食事との関連でいえば、脂肪燃焼に役立つ成分のひとつにカルニチンがあげられる。脂肪燃焼に関わるビタミン様物質(誘導体)で、マトンやラムに豊富に含まれているという。ジンギスカンなどを適量食べてカルニチンを補いながら、通勤でなるべく歩くように心掛けるだけでも、脂肪燃焼に役立つという。

「ちょっとした工夫で、毎日ひと駅分でも、1分間でも健康管理をすることは可能です。1分間というのは、心臓から出て全身にめぐる血流が、静脈を通して戻ってくる時間なのです。1分間の体操だけでも、血流が良くなると考えられています。今日から始めてみてください」と富永院長はアドバイスする。

安達 純子 医療ジャーナリスト

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あだち じゅんこ / Junko Adachi

東京生まれ。医療ジャーナリスト。医学ジャーナリスト協会会員。大手企業のOLから転身。フリーランスの雑誌記者としてさまざまなジャンルの取材を行う中で、病気の発生メカニズムに興味を持ち、医療関係の記事の執筆に比重を置くようになった。現在は、先進医療といった最新の医療状況をはじめ、免疫疾患や感染症などに強い関心を持つ一方で、生活習慣病といった身近な病気を対象とした記事を数多く新聞等で連載中。身体に個人差がある中で、その人にとっての健康とはなにか。病気の仕組みはどこまで解明できるのか。また、未知の病気の正体はどこにあるのかなどをテーマに現在取材を進めている。

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