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引退するまで優秀な人間をひたすら集め続ける--牧野正幸・ワークスアプリケーションズCEO(第1回)

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 彼のさまざまなアドバイスは当社の理念に大きく影響を与えていますが、この2条件は特に印象的でした。

私自身、そもそも起業したかったわけではなく、社会貢献を考えて起業したタイプですから。14年前の時点で、日本の情報システムは海外と比べて5~7倍は高かったんです。というのも、大手企業向けのERPパッケージソフトウエアが日本にはなかったからです。日本特有の利権や商習慣が絡み合って開発は不可能だと言われていたのですが、実現できれば日本のIT投資コストは確実に下がるのがわかっていた。

社会貢献度が高く、人々が困っているのに誰もやらないのなら自分がやらなければいけない--そう考えて起業したんです。

また、アメリカのシリコンバレーにいるベンチャー企業の人間が全員飛び抜けて優秀であるように、創業時から優秀な人材だけが集まる会社を目指してきました。パトリコフ氏も、「のちに2000人規模の会社になったとき、当初いた200人が2000人の中の上位200人に当たるような人材でなければ、その企業は大きくなるはずがない」と話しています。

引退するまでは、優秀な人間をひたすら集めるつもりです(笑)。

--優秀な人間とは、どういったタイプの人材ですか。

いちばん欲している能力は、頭の柔らかさです。

クリエーティビティの高いイノベータータイプの人間を集中して採っています。この手のタイプに関しては、日本でいちばん多く採用できている自信がありますね。私直轄の「リクルーティンググループ」という部門を置いて採用を行っています。重要なのは採用した人間を辞めさせないこと。「決して何があってもうそはつくな」をキーワードに採用活動をしているので、多くの社員が納得して入社し、働き続けています。

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