イギリス近代史講義 川北稔著

イギリス近代史講義 川北稔著

「経済成長」という概念は、ヨーロッパを中核として成立する近代世界システムの基本イデオロギーであり、真っ先に産業革命を成し遂げたイギリスは、その象徴的存在ともいえる。そんなイギリスは、日本にとって近代化と資本主義発展のモデルだった。しかし、その栄光も今は昔。

そのイギリスがいかにして世界を支配する大英帝国となったか、そして20世紀以降の衰退の原因を、西洋史の専門家として概観する。経済問題だけでなく、人々の生活全般までを含めた社会史となっているのも特徴だ。

「失われた20年」が指摘される日本は、イギリスと同じ轍を踏もうとしているのか。同国の近代史をひもときながら日本の未来をも見据える。

講談社現代新書 798円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 内田衛の日々是投資
  • 就職四季報プラスワン
  • 「合法薬物依存」の深い闇
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
省電力・広域通信“0G”の衝撃<br>IoT化の隠れた主役LPWA

低速ながら電池で数年動くほどの省電力で、基地局から10km以上もの広域通信が可能。 LPWAという通信方式は超高速の5Gとは対極で、関係者に「0G(ゼロジー)」と呼ばれています。検針やモニタリングなど静かな普及の現場を取材しました。