アレク:ご飯を作るのとかは頑張ったかな。治療は、女性のほうが大変じゃないですか。
川崎:採卵した日は具合が悪くなったりするので、私が横になって、アレクが料理してくれたり、仕事のサポートをしてくれたり。料理はもともとアレクのほうが得意で、パスタもお店みたいなのを出してくれる。栄養も気にしてくれて、ざくろヨーグルトとか出してくれました。
アレク:あとは、モロヘイヤのスープとかね。のんちゃんが「葉酸がいっぱい含まれてるらしいよ」って情報くれて。
川崎:モロヘイヤで料理を作ったことなかったから大変そうだったよね。
アレク:うん、難しかった(笑)。
治療中の長い待ち時間の過ごし方
川崎:あとは、病院の待ち時間だけ携帯のゲームするのをOKにして、ずっとツムツムをやったりしていました。
――ほかの時間はゲーム禁止なんですか?
川崎:そうですね。やりすぎるといけないので。
アレク:普段だったら「ツムツムやるぐらいだったらブログ書きなさい」って怒られちゃうから(笑)。
――不安になったことはなかったのでしょうか。
アレク:猫を飼っていたのが大きいかも。
川崎:そうそう。猫を抱っこしながら、「もし子どもが難しくても、猫と一緒に暮らそう」とか考えて。
アレク:とりあえずやるだけやって、もしダメでも後悔しなければいいかなという感じでしたね。
――ブログで不妊治療について詳細につづっていますね。
川崎:不妊治療を始めたときは言ってなかったんです。でも頻繁に病院に通うので、そこで声をかけられることが多くなって。それまで、変装したりして、コソコソ行ってたんですよ。待合室でも、見られないように端っこにいたりして。
アレク:俺が目立つから。
川崎:人の目を気にせず行きたいな、と。そしたら、公表しちゃったほうが通いやすいんじゃないかな、と思って、体外受精を始めたタイミングで、ブログで公表しました。悪いことしているわけじゃないのに、隠れるのが面倒くさくなっちゃって。
アレク:もともとコソコソするタイプじゃないから、変な感じだったよね。
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