川崎希・アレク「いつか子どもに受精卵の写真を」 体外受精で2児出産「病院通い」のルールとは

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病院への通院は最初からずっと夫婦一緒

――アレクさんも一緒に病院に通っていたんですか?

アレク:最初から最後まで全部一緒ですね。(川崎さんが)1人だと寂しいかなと思って。

川崎:いつも何するにも2人一緒だからね。病院も、普通にお出かけしているような感じで行っていました。

アレク:まわりも結構夫婦で来ていました。

アレクさんは不妊治療での「男性」としての関わり方を語ってくれました(東洋経済オンライン編集部撮影)

――治療を始めて、大変だったことは?

川崎:体外受精って、病院に行く回数がすごく多くて。「次は3日後に来てください」とか普通に言われちゃう。でも、3日後に撮影があることもあったりして、スケジュール組むのがすごく大変でしたね。せっかく行っても、「数値がまだ足りないから、もうちょっと後にしよう」ってこともあって。人気のある病院だと待ち時間も長いので、朝、病院に行って、気づけば夕方ってことも結構ありました。

――スケジュールをどう管理していたんですか?

川崎:なるべく治療を優先できるようスケジュールを組んでいましたが、「今月は忙しすぎて治療はできない」ということもありました。病院から「午前中に来てください」と言われることが多かったので、打ち合わせはなるべく夕方にして、午前中は空けておくようにして対応していましたね。

――アレクさんはどんなことが大変でしたか? 

アレク:男性は、その、1人でしなきゃいけないじゃないですか(笑)。あれが、なんか緊張しちゃって……。

川崎:前日から「何時に用意しなきゃいけない」と言われたりとかするとね。

アレク:のんちゃん、プレッシャーかけてくるんだよね(笑)。

川崎:「早くしてよ! もう出発時間なんだけど」みたいな(笑)。

アレク:「何見てするの?」とか聞いてくるし。まあ、たいしたことじゃないです。

――不妊治療中、ケンカしたことはありますか?

アレク:不妊治療では、1回もしてないよね? 

川崎:そうだね。私もアレクに「もっとこうしてほしい」とか、全然なかったです。

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