「敵失」のおかげ?なぜか民主党に追い風

"アベノミクス解散"の行方

次世代以外の野党が万歳を拒否する一方で、自民党は万歳をフライング(写真:Natsuki Sakai/アフロ)

衆議院が21日、解散され、選挙戦が事実上スタートした。2012年12月以来となる衆院選は12月2日に公示され、同14日投開票の日程で行われる。

解散を待たずに、選挙に向けた動きは慌ただしい。19日には、みんなの党が解党を決議。その翌日には、同党所属の山内康一氏と中島克仁氏が民主党への入党を発表した。

小沢一郎氏が率いる生活の党から幹事長の鈴木克昌氏と小宮山泰子氏も離党して、民主党に合流することになっている。

鉄の結束を誇った小沢軍団が崩壊してしまうのか……。いやそうではないようだ。

小沢一郎氏の笑顔の意味は?

本鈴が鳴った後の本会議場の廊下で、久しぶりに小沢氏を見かけた。小沢氏は地方紙の記者と談笑していた筆者の前で立ち止まり、にっこり笑っておどけたようにこう言った。

「女性のいるところで立ち止まっちゃったよ!」

小沢氏が極めて上機嫌なのには理由があった。筆者らは民主党の控室の前に立っていた。小沢氏はその中へ入る様子もなかったが、かつて自分が政権に導いた現場に立ち止まることで、おそらくは何かしらの感慨にふけっていたのではないだろうか。

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