自民23減・民主31増、これが最速議席予測だ!

楽勝か、波乱か?評論家・有馬晴海氏が独自試算

「逃げ切り勝ち」か、それとも「お手上げ」か?2年ぶりの衆院総選挙へ(公明党の結党記念パーティーで、ロイター/アフロ)

永田町が、いよいよ解散総選挙に向かって動き出した。

突然の解散に、「なぜ今」という時期と大義名分のなさに、国民からも驚きと批判が噴出している。

だが、そもそも「伝家の宝刀」は首相の手中にあり、何よりも勝利が最優先されるのだから、抜くのは勝ちが確信できるとき、ということになるだろう。逆に自ら負ける戦争を仕掛ける方がおかしい。安倍首相は再登板までして「国防軍」の設置実現のために首相の座に就いた。「思いを遂げる前に躓くわけにはいかない」という思いは、並大抵ではない。

294議席の自民、31議席の公明に、勝算はあるのか

そんな強引な解散総選挙だが、それでは自民党に勝算があるのだろうか。

安倍首相は、公明党の了解を取り付けるために、独自の世論調査を山口那津男代表に示したという。11月7日のことだ。「今なら勝てる」ということだったらしいが、与党として独自の政策を反映したい公明党も、負ける選挙は困る。しかも、来年の統一地方選挙の前後は党の思惑で避けたい都合もある。

では、本当に勝てるのか。与党から見てみよう。

まず仕掛ける側の自民党だが、先週会った中堅議員が「50議席は減らない」と自信を見せた。議席を減らすのに自信を持つのもおかしいが、減るのは覚悟のうえでの選挙なのだ。

しかし、現在294議席を有するが、どんなに減っても過半数は確保できるということを示唆している。すでに2年前の「ご祝儀議員」が落選するのは、織り込み済みのようだ。つまり、「勝てる」というより「負けが少なく抑えられる」というのが、正しい言い方だ。

公明党は、先の世論調査の情報で、現有31議席が現状維持できることを確認して解散を了承したという。低投票率が想定される中、組織票が見込める政党だけに、不安な声は聞こえてこない。

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