「花粉の飛散が始まる日」を予報できる納得の理由 子どもが「算数好き」になる!統計知識6選
台風予報の予報円はどのようにつくっている?
ギモンをカイケツ!
過去のデータに基づいた数値予報モデルを用いているよ。
過去のデータに基づいた数値予報モデルを用いているよ。
【これがヒミツ!】
(1)台風は予報円に70%の確率で入る
台風の進路を示す丸い図を予報円といいます。気象庁は台風の進路を5日先まで予報しており、「台風の中心が70%の確率で入る範囲」が予報円になります。
(2)未来の予報ほど予報円は大きくなる
台風の周囲にある暴風域は、予報円とともに大きくなります。これは台風の位置は未来になるほど予報との誤差が大きくなり、予報円も大きくなるためです。
(3)数値予測モデルで未来の台風の位置を計算
予報円の計算には数値予測モデルなどが用いられます。数値予測モデルとは、温度、湿度、風向きなど現在の大気のデータから、未来の大気の状態をコンピュータで計算して予測する方法です。
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