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なぜ「侍ジャパン」は、20万人集客できたのか TV視聴率では見えない、日米野球の舞台裏

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  • 永瀬 郷太郎 スポーツニッポン新聞社特別編集委員
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今回の来日メンバーにはビッグネームが少ない。今年はメジャー30球団全体で1000万ドル(約11.5億円)以上のプレーヤーが約100人いたが、今回のメンバーでは2400万ドルのロビンソン・カノ(マリナーズ)1人だけだ。

だが、アルテューベやプイグはやがて…。

「本物VS本物」、終わらない日米野球の役割

不滅の2632試合連続出場記録を樹立したカル・リプケン(オリオールズ)は24歳だった1984年と1986年の2度来日。メジャー通算22年で630本塁打を放ったケン・グリフィー・ジュニアも、マリナーズにいたメジャー2年目の1990年に20歳で来日している。2人とも当時から話題にはなっていたが、あそこまで成績を積み上げるとは思っていなかった。

今回の来日メンバーから、超スーパースターが誕生するか。そして侍ジャパンからは何人のメジャーリーガーが生まれるのだろうか。3年後、2017年のWBCともども楽しみにしたい。

最後に紹介しておきたい話がある。筆者が2006年にデトロイトのコメリカ・パークで通算3007安打のアル・ケーライン(現タイガース特別顧問)に会ったときのことだ。1962年の日米野球で来日したとき、印象に残っている選手がいるか聞いたら――。

「ああ、いるさ。名前が違っていたらごめんよ。カネダ…。背の高い左ピッチャーだ。次はサードベースメン…」

金田正一、長嶋茂雄…。

「そうそう。あとミスター・オー。それと誰だったかな、小柄なショートストップ」

王貞治、吉田義男…。

日米野球の役割は、いつまでたっても終わらない。

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