続投・中畑DeNAが抱える「意外な課題」 巨人戦勝ち越しでもクライマックス進出を逃した謎

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
続投が決まったDeNAの中畑監督。来季は大幅な戦力補強も予想されるが、ベイスターズの課題とは?(写真は2013年のドラフト1位・柿田裕太投手、日刊スポーツ/アフロ)

ソフトバンクが史上初の最終戦延長サヨナラ勝ちによるリーグ優勝を決めた10月2日、横浜DeNAベイスターズ・中畑清監督の続投が決まった。

続投で、球団史上3番目の「長期政権」へ

来季は4年目。「長期政権」というのはピンと来ないが、大洋時代の三原脩(1960-1967)、別当薫(1968-1972)に次ぐ、球団史上3番目に長い政権となる。

その他の監督はいずれも3年以内。1972年に別当監督が辞めて2012年に中畑監督が就任するまでの40年間、のべ17人の指揮官を取っ替え引っ替えしてきた。

青田昇、宮崎剛、秋山登、別当(再登板)、土井淳、関根潤三、近藤貞雄、古葉竹識、須藤豊、近藤昭仁、大矢明彦、権藤博、森祇晶、山下大輔、牛島和彦、大矢(再登板)、尾花高夫…。

これでは腰を据えたチーム強化などできるはずがない。

続投要請に至った経緯について春田真オーナーは「クライマックス・シリーズ(CS)には行けませんでしたが、多くのファンに来てもらった。それがすべてです」と説明した。

次ページ中畑監督になって何が変わったのか?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事