西武ドームが野球好きに愛されるワケ

12球団のホームグラウンドへ行ってみた<9>

球場訪問9回目は埼玉西武ライオンズの本拠地西武ドーム。35年前、西武グループ総帥・堤義明氏が「ドジャースタジアムのような球場を作りたい」と願い、当時としては常識破りの発想で誕生した球場だが、今もその魅力は色あせない。最大の魅力は、ゲーム終了後、観客なら誰でもグラウンドに入れる点だ。

24時間営業ではない球団チケットサイト

西武ライオンズの公式戦主催試合の観客動員数推移(上記グラフの単位は百人)。昨年は160万人で12球団中6位だった

今回の連載の取材のために観戦したのは7月25日(金)の千葉ロッテ戦と、9月15日(祝)の楽天戦。今シーズンは7月25日以前に既に3回観戦している。

筆者は2011年7月にこの球場で初めて観戦して以来、すっかり気に入って年間4~5回ぺースで観戦している。コンスタントにこの回数観戦するならファンクラブに入った方が断然お得なので、夫がファンクラブの会員になっている。

送られてくるタダ券には必ず使用期限がある。故にタダ券消化のためにますます観戦回数が増える。チケットはタダでも、安くない電車賃を西武鉄道に支払って球場に来て、来れば必ず飲み食いもする。この球場は西武鉄道の所有だが、ゲーム開催日やファン感謝デーなど、プロ野球興業に使用する日の飲食収入は球団のものになる。従って、球団側の営業戦略に見事にはまっていることになる。

また、普段は内野B指定(一般価格2600円、会員価格2100円)で観戦しているが、7月25日は4000円級の席、なおかつ普段は3塁側(西武のホームサイド)なので1塁側の内野A指定席(A37ゾーン2段3番)を選んだ。

筆者はタダ券でこの席を確保したが、一般価格だとこの席は3200円。1ランク上は4600円、しかもベンチサイドシートやフィールドシートといった特殊シートなのでこの席にした。

 
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