意外!「時計の読み方」でつまずく小1が多いなぜ 「日常生活で自然に覚える」ことはあまりない

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小学校の授業で子どもが理解できなかった場合、時計の読み方を親が子どもに教える必要があります。あなたなら、子どもにどのように教えますか? 何から、どういう順番で教えるか、子どもが混同しないようにするためには…など考えると、うまく教える方法がすぐに見つからないのではないでしょうか。

子どもにスムーズに教えるためには、親があらかじめ「教える手順を完全に把握」していることが大切です。そして、その手順が教科書や参考書に載っていれば手本にできるのですが、「時計の読み方の手順」について具体的に順を追って解説している本はほとんどありません。そこで、この記事では「時計の読み方を教える5ステップ」を紹介します。

時計の読み方を教える5ステップ

■ステップ1 時計には長い針と短い針があることを教える

(出典:『小学校1・2・3年生の算数が1冊でしっかりわかる本』)

■ステップ2 短い針が「~時」、長い針が「~分」をそれぞれ表すことを教える

(出典:『小学校1・2・3年生の算数が1冊でしっかりわかる本』)

■ステップ3 短い針を見て、何時かを読み取る

短い針が、〇と△の間(数字の〇に1をたしたのが△になる場合)をさしているとき、「〇時」です。

(出典:『小学校1・2・3年生の算数が1冊でしっかりわかる本』)

図では、短い針が、2と3の間をさしているので、「2時」です。短い針が3に近いからといって、「3時」とするのは間違いなので気を付けましょう。「2と3を比べて、小さいほうの数(2)が~時になる」と教える方法もあります。ただし、次の場合(※)に注意が必要です。

※短い針が、〇と△の間をさしているとき、「〇時~分」です(〇+1=△の場合)。例えば、11と12の間をさしていれば「11時~分」です。ただし、12と1の間をさしているときは「12時~分」なので注意しましょう(12と1の間のときだけ例外です)。

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