「ニコニコ動画」の有料ネットライブが好調、自主企画のほかライブ配信受託も狙う

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 「大会議」の損益は、「赤字だが黒字まであと一歩ということころ。ステージの演出などを抑えれば、すぐに黒字になるが、“ムダ”を行っても黒字にできるところまでもっていきたい」(夏野取締役)。
 
 目標であるネットチケット1万枚の販売は早期にクリアできる可能性が高い。現状のサーバーの容量では、2万人の視聴までは可能だという。「大会議」は10月28日に第2回を開催した。チケットの販売実績はリアル1450枚、ネット9542枚(生放送まで)と初回を上回る勢いだった。今後は地方都市8カ所と東京JCBホールでの開催およびネット中継を予定している。

ミュージカルのネットライブにも挑戦

「大会議」と並ぶ有料ネットライブ事業の柱が、独自企画のミュージカル公演。12月には堀江貴文氏主演で公演を行うなど、11年3月までに3本の公演を予定しており、いずれもネットでも中継を行う。

片岡義朗執行役員(写真左)は「ネットはニューカマーに対し、ハードルが低い。通常、演劇のチケットは非常に高く、学生などにはなかなか手が出ないことがあるが、ネットならば安価で提供できる」という。予定される独自ミュージカルのネットチケットの価格は800~1000円だ。ミュージカルについては開始4年目での黒字転換を計画している。

「大会議」などコンサートもそうだが、ミュージカル公演でもニコ動というプラットフォームを他の興行主にレンタルすることを大きく視野に入れている。
 
 たとえば、有力劇団がニコ動のネット中継を行うことで、(1)リアル公演のキャパシティを抑えることで制作費、人件費の削減を図れる、(2)上限キャパのないネットチケットの販売に注力できる、(3)プロモーションコストが効率化できる、などのメリットが生まれる。

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