オートキャンプブームで「ルーフテント」に熱視線 東京オートサロンで見つけた注目アイテムたち

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ダイハツのコンセプトカー「アトレーデッキバン キャンパーver.」に装着されていたジーアイワークスのルーフテント(筆者撮影)

注目アイテムの2つ目は、「ジーアイワークス(GIWORKS)」のルーフテントだ。今回のイベントでは、ダイハツのコンセプトカー「アトレー デッキバン キャンパーVer.」や、アウトクラスカーズ(出展社名スズキコンプリート)が出展したデモカーのトヨタ「アルファード」などに装着されていた。

ルーフテントの外観(筆者撮影)

ちなみにダイハツのコンセプトカーは、2021年12月に発売された軽ワゴンの新型「アトレー」に追加された荷台付き仕様「アトレーデッキバン」がベース。外装にオリジナルのフロントバンパーやグリル、リアハッチゲートなどを装備して、アウトドアテイストを向上させたカスタマイズ提案モデルだ。

レクサスLM仕様にカスタマイズされ、ルーフテントを装着したアルファード(筆者撮影)

また、オリジナル・カスタマイズ車の製作販売を手がけるアウトクラスカーズのデモカーは、アルファードの海外仕様レクサス「LM」の純正フロントグリルなどを換装したフェイスリフトや、オーバーフェンダーなどで本格的なオフロード車のようなフォルムを演出しているのが特徴だ。いずれの車両にも、流行のルーフテントを装備することで、キャンプなどでの車中泊にも対応することをアピールした。

GIWORKS製ルーフテントの特徴は?

これら両車に装着されたルーフテントがジーアイワークス製だ。グランピング/キャンプ専門の同ブランドは、香港を拠点とする国際企業ガリレオイチローデコーデ(Galileo Ichiro Decode)が展開しているもの。日本では、日本総代理店のジーアイワークス・ジャパン(GIWORKS JAPAN)が販売を行っている。

ルーフテントの外観(筆者撮影)

製品の大きな特徴は、テントをたたんだ際に最上部になるカバー部やフレームなど主要部品に、高純度アルミニウム合金を使用していること。非常に頑丈で、耐久性があるだけでなく、テントを収納した際に非常に薄くできることがメリットだ。ジーアイワークス・ジャパンによると、「(カバー部などに)ファイバー製を使う従来のルーフテントでは、収納時の高さが約30cmになる」ものが多いという。一方で、当製品では「16cmほどの高さ」に収まるため、見た目が非常にスマートだ。

また、全高が抑えられるため、今回この製品を装着した2台のように、カバー部の上にラックなどを取り付けることも可能。移動時により多くの荷物をルーフトップ上部へ積載できる。

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