「苦手」を避け続けている試験バカへの処方箋

“目線”を意識すれば応用力が身につく

大人になっても、苦手分野の勉強に対して「イヤイヤ」ばかりしていませんか?(写真:PICTURE PARTNERS/アフロ)

学生時代だけでなく、大人になっても勉強は続く。ただ、家庭や仕事を抱え多忙な社会人にとって、資格や英語などの試験勉強は大きな壁となる。この連載では開成→東大→司法試験一発合格という「試験突破のプロ」鬼頭政人・資格スクエア代表が、悩めるビジネスパーソンからの勉強相談に鋭く切り込みアドバイスする。著者への勉強相談はこちらのフォームから!

鬼頭さんの著書『頭のよさとは「ヤマを張る技術」のことである』(KADOKAWA/中経出版)も発売中
【勉強相談vol3】毎回苦手分野が足を引っ張り、なかなか合格できません
はじめまして。金融機関で外国為替の仕事をしています。年1回、3月に行われる外国為替2級の受験勉強についての相談です。
仕事上のキャリアアップとして、また職場でも受験を推奨されるため、毎年頑張って勉強しているのですが、なかなか合格できずにいます。というのも、出題範囲の中で仕事に直結している分野は満点近く取れるのですが、毎年苦手分野が足を引っ張ってしまうのです。
3年前には自分の得意分野を中心に出題されたのですが、やはり苦手分野が足を引っ張り、結局あと2点だけ合格点に届きませんでした。
現在の勉強法は、過去の問題解説集を解いたり、外国為替Q&Aを読んだりです。過去の経験から、ヤマを張るのも苦手な方です。アドバイス、よろしくお願いします。
(43歳、会社員、女性)

 

「苦手分野の克服」、ご質問として聞こえはいいですが、よくよく読むと3年もの間「苦手」を「苦手」のまま放置してきているとのこと。

断言しましょう。ご質問者様の「苦手分野」は、ただの「勉強不足分野」です。「苦手」という印籠をかざしてその分野の勉強から「逃げている」だけではないでしょうか。ご質問者様は、仕事に直結している、あるいは得意な分野ばかり勉強して「苦手分野」の勉強を避けているに違いありません。

次ページ「苦手分野」こそ「のびしろが大きい分野」
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