共通テスト直前「現代文」悩む人に教えたいスゴ技

今からでも習得できる正解の根拠を探す方法

共通テストの現代文で高得点を狙える「3段メソッド」を解説します(写真:papa88/PIXTA)
「勉強すれば伸びるという気がしない」「最後は、センスとか直感で決めるしかない」と思われがちな現代文。1月15、16日に実施される大学入学共通テストを直前に控え、もうなす術がないとあきらめかけている人もいるかもしれません。
しかし、得点をとるための3段メソッド、「ズバリ法」「消去法」「比較法」を“手順どおり”に使いこなせば、誰でも・どんな文章でも安定して得点を稼げるようになると言い切るのが、多数の受験生を難関大学合格へと導いてきたRGBサリヴァンの現代文講師である宮下善紀氏です。
新著『最短10時間で9割とれる 共通テスト現代文のスゴ技』を上梓した宮下氏が3段メソッドの極意を解説します。

「現代文あるある」のカラクリ

●「0点にはならないが、満点は永久にムリ」
●「点がとれるとき、とれないときの波が大きい」
●「答えが1つとは限らないから、ムカつく」
●「2つまで絞って、いつも最後に間違える」

まことしやかにささやかれている、これら「現代文あるある」ですが、そのカラクリはいたって単純。まず、現代文が他の科目に比べて「暗記」の占める割合が小さいこと、そして、学校の「国語」と入試の「現代文」とを混同した先入観に起因します。

●「0点にはならないが、満点は永久にムリ」

暗記系科目の解答は、キミの頭の中に「ある」か「ない」かの勝負になります。だから、本番当日までに覚えていなければアウト。それに対して、現代文の解答は目の前の本文中に必ず「ある」のです。つまり、現代文こそ、本番当日全員に平等に満点のチャンスがある、めちゃくちゃ狙い目のボーナス科目なのです。

●「点がとれるとき、とれないときの波が大きい」

「②か④か…。ここは②で! いや④! 逆に②? あえて④?」……得点の「波」の正体は、勘が多めに当たった時(ラッキー)と外れた時(アンラッキー)の差にすぎません。設問を処理する「型」をきちんと確立し、運やら勘やらに任せる割合を減らしていけば、おのずと得点は安定していきます。

●「答えが1つとは限らないから、ムカつく」

ここは潔く、「答えは1つしかない」というところから逆算して考えましょう。答えが1つしかないということは、そこに必ず「根拠」があるはずです。「根拠」のない選択肢に正解の権利はないのです。極論すれば、答えを決めることよりも、答えの「根拠」を探すことが、入試現代文の本質なのです。

●「2つまで絞って、いつも最後に間違える」

「惜しい~」「悔しい~」なんて、うめいている場合ではありません。最後の最後で間違えるということは、2つまで絞ったところからが本当の始まりだという真理にそろそろ気付いてください。神に祈らず、運に任せず、自分(=勘)を信じず、技術(=3段メソッド)を使って合理的に正解を選び抜きましょう。

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