ドーム"伝統の一戦"を快適に過ごす裏ワザ 12球団のホームグラウンドへ行ってみた<8>

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まずは例によってネットでのチケット購入サイトの使い勝手から。球団のHPのチケットサイトに行くと、一番上に出ているのが球団直営のチケット販売サイト「チケットGIANTS」。その下の「GIANTS CLUB G-Poチケット」はファンクラブ会員用なので、素直に「チケットGIANTS」をクリックすると、購入手順がかなり詳しく、かつわかりやすく載っている。売りに出ている全ての座席を指定して買える点は評価できる。

説明のわかりやすさでは日ハムといい勝負だが、座席図面は日ハムの、というよりは札幌ドームに軍配が上がる。

巨人の場合、座席を指定できるくらいだから、購入手続き中は詳細な座席図が出るのだが、いざ購入が済んで、あとから座席図面を確認しようとすれば、球場経営会社・東京ドームの座席検索システム「東京ドーム360°ビュー」を使うことになる。このシステム、見た目はかっこいいのだが、大まかな位置を示すだけで、細かい座席位置が出ない。

座席を選んで買ってはいても、あとから詳細な場所を知りたくなった場合は、細かい座席表が出る札幌ドームのシステムの方が便利だ。

発券手数料は?

もっとも、巨人の場合はそもそも年間シートが多く、ファンクラブの先行予約も入った、そのあとに一般売りなので、一般購入者にとって座席指定機能がどこまで有効なのかは疑問ではある。結局条件が悪くて残った席しか買えないのでは、せっかくの座席指定機能も意味がなくなる。

次に手数料だが、この球場はQRコード発券をやっていない代わりにバーコード発券をやっている。クレジットカード払い+バーコード発券なら手数料はタダ。クレジットカード払いでセブンイレブン発券なら発券手数料108円がかかる。

ちなみに対戦カードによってチケット価格を変えるということは、巨人はやっていない。外野の座種は阪神戦のときだけ変えているが、価格そのものは変えていない。

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