ドーム"伝統の一戦"を快適に過ごす裏ワザ

12球団のホームグラウンドへ行ってみた<8>

予想通り、ゲーム開始20分前になると巨人専属のチア・リーディングチーム「チームヴィーナス」のパフォーマンスが始まった。チームヴィーナスはとにかく他球団のチアと、全く見た目が違う。平均身長が突出して高く、しかも容姿が芸能人並み。

さらに驚いたのは身体能力の高さ。メンバー全員ではないが、2人ほどバック転どころかバック宙ができるメンバーがいる。当然他球団のチアとはギャラの額も違うはずだ。さすが金持ち球団だ。

ただ、チームヴィーナスの登場回数は標準よりも少なく、初回に巨人選手が守備位置に付く際のベンチ前での送り出しの他は、3階裏前とラッキーセブンの時だけ。3階裏前は、内野の客席前だけだが1塁側、3塁側両方に来るが、ラッキーセブンは内外野両方の客席前に行くが、1塁側だけだ。

この球場、阪神戦以外ではレフト側のセンター寄りの外野席を巨人応援席にしているなど、客席自体は巨人の完全ホーム型になっている。だが、チアの立ち位置は完全ホーム型ではないらしい。

揺れのひどい席も

ゲーム開始直前になると、急に人が増え出す。視線方向の斜め前は幸運なことに女性で、彼氏と2人連れ。もしもこの2人の座席が入れ替わっていたら、完全に視界をふさがれていた。右隣は大柄な男性でかなり気を遣ってくれているのがわかる。左隣は小柄な男性。筆者の側に倒れかかる座り方をしてきたのは、この男性の視線方向に大柄な男性がおり、こうしないと視界を確保できないからだろう。段差の問題は小柄な男性にとっても他人ごとではないし、女子以上に、子供の場合は前が何も見えていないに違いないと思う。

なお、筆者が座った位置は座席の揺れもすごかった。ビールの売り子が階段をかけ下りるだけでがたがた揺れた。床が稼働式になっているのだろうが、いくらなんでもあの揺れはひどすぎる。

いずれにしても、せっかく気を使っている右隣に接触するような座り方はできない。身動きひとつ出来ない中、だんだんストレスが溜まっていく。そもそもゲームが始まる前からコンコースでやや「人酔い」気味になっている。結局8回終了時点でギブアップし、この日は球場を後にした。

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