「薄毛が気になる人」がやりがちな間違った5習慣 「育毛の基本」をおさえて常識をリセットする

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薄毛に効きそうだと信じて実践している習慣が、実は間違っているかもしれません(写真:shimi/PIXTA)
「育毛のポイントさえ押さえれば、ムダなお金を費やさずに、だれでもカンタンに髪を増やすことができます」と言うのは、理容師、ヘッドスパなどで2万人以上の頭髪を見てきた辻敦哉さん。薄毛に効きそうだと信じて実践している習慣が、実は間違っていることがあるそうです。
辻さんの著書『育毛のプロが教える 髪が増える髪が太くなるすごい方法』から、一部抜粋・再編集して髪の常識を紹介します。

そもそも人はどうして薄毛になるのか

多くの人は、薄毛は遺伝によって継承されるものだと考えています。男性ならば「おじいちゃんや父親がハゲていると、ハゲる確率が高い」と思い込んでいる人がほとんどではないでしょうか。

私は、遺伝は薄毛になる要因のひとつであってすべてではない、と考えています。よく考えてみると、祖父や父親が薄毛になっていても本人はそうなっていない人はいますし、兄弟が同じように薄毛になっているわけでもありません。では、遺伝のほかにどんな要因があるのでしょうか。

それは生活習慣だと思います。「頭皮環境」にとってよい生活習慣であれば薄毛にはならず、そうでなければ薄毛になっていく、ということです。生活習慣を改善していけば、「薄毛になりやすい人」でも薄毛にならないのです。

●よくない習慣①:皮脂さっぱり系シャンプーで洗う

頭皮環境とは、主に頭皮の衛生状態、栄養状態をいいます。頭皮環境を整えることは、薄毛改善の重要なポイントのひとつです。

頭皮環境はシャンプーで整えるのが基本です。シャンプーしだいで髪は増えもすれば、減りもします。間違ったシャンプーを使って皮脂を取りすぎていると、毎日洗髪していても「衛生状態のよい頭皮」とはいえません。

●よくない習慣②:湯シャン

「湯シャン」も頭皮環境を悪化させる一因です。確かに刺激の強いシャンプーを使わないことは頭皮にいいといえますが、お湯だけで洗っても皮脂が残ってしまうのです。

育毛を考えるとき、シャンプーは絶対に軽視できません。良質なシャンプーの選び方については、本書でまとめて解説していますので参考にしていただければと思います。

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