カリキュラムが教育と元々無関係の言葉だった訳 ひとつの単語の意味がその周辺へと広がった
言葉というのは長い歴史の中で様々な経緯をたどってつくり上げられてきました。
たとえば「冷たい」という日本語は「爪が痛い」からきているそうです。英語も同じように様々な文化のぶつかり合いや多言語との融合で多くの言葉が誕生しています。
その広大な英語の森に分け入ってひっそりと眠る「語源」を見つける――。英語表現研究家の小泉牧夫氏の著書『アッと驚く英語の語源』より、一部を抜粋、3回にわたってお届けします。
まずここでクイズです。
・日本の学校や予備校など教育現場でよく使われる「カリキュラム」。英語ではcurriculum となります。学習内容を系統的に記した計画表で「履修課程」などと訳されますが、さて、その語源はなんでしょうか?
(A) 厳しい掟
(B) 戦車
(C) 「カリキュラム」という人名
(B) 戦車
(C) 「カリキュラム」という人名
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