「中学受験に没頭する親」が間違う大切な優先順位 子どもの感情や発達段階を無視していないか
※石田勝紀先生へのご相談はこちらから
「どうしたら思い通りになりますか?」
この5年ほど、年間100回ほど全国の保護者の方と語り合うMama Cafeを主催し、お母さん方とお話しています。1回の会につき、だいたい15名ほど参加されて、1対1で子育ての悩みに向き合います。その他、年に約1000件のご相談メールもいただきます。
これに全てにお答えしていくので、年間約2500件くらいのお悩みを拝見していることになります。年齢は未就学児から、まれに高校生を持つ親御さんまで。一番多いのが小学生のお悩みです。
内容としては、中学受験のお悩みも、そうでないものもあります。ずっとお悩みを聴いてきて言えるのは、子育てというのは、概して「親の思い通りにならないものだ」ということです。親御さんの悩みを抽象化させていただくと、「うちの子どもは、私の思い通りにならないのですが、どうしたら思い通りになりますか?」という言葉になるのかもしれません。
お話を聞く中で、やはり中学受験を控えた6年生のお母さんたちは必死です。お金も時間も徹底的にかけていいから、何とか子どもを志望校へ入れたい、というイメージです。子どもがどこの学習内容が苦手だ、なども細かく把握されているなという印象です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら