フランス人が堪能する「パリ」の何とも心躍る風景 トリコロール、野外シネマ、エッフェル塔の眺め

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(撮影:Mami OKAMOTO、Teruki ISHIBASHI)
自分を大切にする。好きなものと暮らす。フランスに住んでわかった豊かな日常。
写真家、料理家、編集者、スタイリスト、刺繡作家などパリに住む生活の達人、クリエイター13人が綴った、フランスの「おいしい」「美しい」「面白い」季節の楽しみ方とは。
リアルなフランスの情報、魅力を生活者目線で、美しい撮り下ろし写真と共に収録している『フランスの日々の暮らしごと 365日の小さな幸せ』から、一部を抜粋してお届けします。
3つの色を表すトリコロール(撮影:Mami OKAMOTO)

(外部配信先では画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

街で見つけるトリコロール

トリコロールの意味をご存じですか? トリコロールは直訳すると「3つの色」で、青・白・赤色それぞれは「自由・平等・博愛」を表します。

そのせいかどうかはわかりませんが、パリの街には、他の国とは違う、深みのある印象的な赤色や青色がよく見られるような気がします。

天気の良い日は特に目的なくフランス人のように散歩をするのですが、歩きながら街の中でトリコロールを見つけては、上の写真のように国旗に見立てて写真を撮るのが楽しい。トリコロールの写真が撮れた日は、何かいいことがあるような気がして、ちょっといいシャルキュトリやワインを買いがちです。すると不思議、やっぱりいい1日になるのです。

エッフェル塔や凱旋門、荘厳な建物ももちろんキラキラと美しいけれど、実は自分が日々歩いている日常にこそ、パリの魅力が溢れている気がします。

Photo&Text:Mami OKAMOTO(岡本真実/編集・ライター)

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