フランス人が堪能する「パリ」の何とも心躍る風景 トリコロール、野外シネマ、エッフェル塔の眺め
夏の風物詩、野外シネマ
パリでは毎年夏、19区のラ・ヴィレット公園「Parc de la Villette」(パルクド ラ ヴィレット)で野外シネマ「Cinéma en plein air(シネマ アン プランエール)」が開催されます。
パリとは思えないほど開放的な芝生の広場に巨大スクリーンが設置され、無料で映画を観られるとあって市民たちにも大人気。映画は日替わりで、フランス作品に限らずハリウッド映画や新旧の名作、アニメーションなどもラインナップ。日本映画が上映されることもあります。
上映が始まるのは太陽が沈むのと同時。夏の日没は22時くらいなので、皆20時頃から広場に陣取り、暮れゆく空を見上げながら日没を待ちます。実はこの時間がメインなのでは?というほど気持ちいいです。
ただ、この野外映画で気をつけたいのは、日没後はびっくりするほど寒くなるということです。しっかり防寒対策をして、ぜひ。
Photo&Text:Mami OKAMOTO(岡本真実/編集・ライター)
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