埼玉県は1位が自動車部品のマレリ(売上高1兆3655億円)、2位のしまむら(同5435億円)、3位がヤオコー(同5078億円)と続く。
マレリはかつてカルソニックカンセイという社名で、日産自動車系の一次サプライヤーだった。2016~2017年に投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に買収され、2018年にイタリアの同業マニエッティ・マレリと経営統合。社名をマレリに変えて現在に至る。
マレリのほかにもホンダの寄居(よりい)工場やUDトラックス(旧日産ディーゼル)の本社工場など、土地の広さと他県への交通アクセスの良さから、自動車産業が集積しているのが特徴だ。
また都心に近いベッドタウンという性格もあり、大衆向けの衣料品や生活雑貨で強い企業が生まれやすい。その象徴がアパレル大手のしまむらである。ちなみに、しまむらもヤオコーも埼玉県中部の小川町という小さな町で創業している。
一方、千葉県の有力企業といえば、流通大手のイオンが圧倒的な存在感を誇る。2位は松戸市発祥のマツモトキヨシホールディングス。ほかにも「東京ディズニーリゾート」を展開するオリエンタルランドなどが代表格だ。
だが、マツキヨはココカラファインとの経営統合(10月1日からマツキヨココカラ&カンパニー)で都内に本社を移したため、次年度以降は不透明に。オリエンタルランドはコロナ禍が直撃し、2022年版ではランキングの圏外に。替わってトップ3に入ったのはキッコーマンだ。
千葉県は歴史的に醤油の一大産地として知られており、野田市にキッコーマン、銚子市にヤマサ醤油とヒゲタ醤油という大手メーカーが本拠地を置いている。こうした調味料メーカーは巣ごもり特需の恩恵もあり、コロナ禍でも業績は底堅い。
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