仕事用スーツは「平日の昼間」に買うのがいい理由 ビジネスで勝てる服を選ぶための3つの条件
そんなプロフェッショナル販売員を見ていて、それまで持っていた販売員のイメージが180度変わりました。「お店にある商品をどう売ろうか?」を考えているのが販売員だとそれまでは思っていたのですが、ユナイテッドアローズは違いました。彼らはモノを売っているのではなく、お客様に寄り添いどうお役に立てるのか?を真剣に考え実行していたのです。
従来の販売員と大きく異なることとして、例えば次の3つがありました。
お客様が販売員を苦手に思うのは、「売りつけられている」と感じるから。お店が売りたい商品を、セールスポイントばかりを強調されてグイグイ押してくると、お客様は引いてしまいます。ユナイテッドアローズは売りつけるのではなく、「商品の価値」を正しく伝えようとするのです。だから長所だけでなく、懸念される点も必ず正直に話します。いいことしか言わない販売員は、疑うのが賢明です。
試着して鏡の前に立った瞬間「お似合いですねー!」と言い、明らかにサイズが間違っている場合でもそんなことを言う販売員、いませんか? そんな販売員、信頼できないですよね。ユナイテッドアローズは、おかしい点はハッキリ言う上、理由も必ず添えていました。
プロフェッショナル販売員は、おしなべて洗練されています。そのブランドを最もステキに見せるのが、販売員さんの役割であり、着方を熟知しているのは当然のこと。でも現実には意外にも、そうでもない販売員が多いのです。スポーツ界では、自分ではできないけど教え方がうまいコーチや監督がいますが、これは服飾業界では当てはまりません。販売員さんが野暮ったかったら、その人から買う人も必ず野暮ったくなるのです。
以上を手がかりにホンモノ販売員、ニセモノ販売員を見分け、ホンモノ販売員から服を買うようにしましょう!
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