仕事用スーツは「平日の昼間」に買うのがいい理由 ビジネスで勝てる服を選ぶための3つの条件
今はコロナの影響でお店は比較的空いていますが、中でも平日の昼間が最も空く時間。販売員さんは、とても丁寧に対応をしてくれます。
連休でお客様が多い時や、開店直後で事務作業をしないといけない時、閉店間際で後片づけをしないといけない時などは、選ぶほうもゆっくりと見ることができませんし、販売員もバタバタしているので一人ひとりに集中して接客することができないのです。それと、販売員は商品を熟知しているベテランのほうがいいのですが、お店が混んでいる場合は販売員を選ぶことができません。
月末の閉店間際だと予算を達成するために、強引に勧められる可能性もあり得ます。だから平日の昼間が適しているのです。これが二つ目の理由。
最後の三つ目の理由ですが、お店にはビジネスファッションで行くべきだというのに由来しています。間違いのないサイズを選ぶには、ビジネスファッションであることが必須なのです。
既製品でもオーダーでも、服のサイズというのはミリ単位で調整するもの。普段ビジネスで着ている服で行くと、サイズ感を間違えることもありません。また、普段の仕事での服装を見せることで、販売員も勧めるものが見極めやすくなるのです。
とはいえ休みの日にビジネスファッションに着替えるのは、なかなか面倒くさいもの。だからビジネスファッションを着ることの多い平日に行くのがいいのです。
ルール2:ホンモノ販売員から服を買う
服屋さんの店員が苦手……。そんな方って意外に多いと思うのです。今は服の業界にどっぷり浸かっている私だって、実はそうでした。見ているとすぐに近づいてきて「何かお探しですか?」と聞いてくる。「いや、こっちはちょっと見ているだけなんだけど」と思いながらも居心地が悪くなってしまい、お店を出てしまう。そんな経験をされた方って、多いんじゃないでしょうか。
この販売員という仕事をかつて私もしていて、大学時代はユナイテッドアローズ渋谷店でアルバイトをしていました。当時はまだ数店舗しかなかったユナイテッドアローズは、世界中から買付けをし感度の高い商品を取り扱うセレクトショップブームの火付け役ともいえ、まさにトレンドの発信地みたいな存在でした。
そういったお店でしたので、買いに来るお客様も服へのこだわりの強い方が多く、販売員も「時代を創っているのは自分たちだ!」という強烈なプライドやプロ意識を持っていました。当時のメンバーの多くは今でも、服飾業界の第一線で活躍をされています。
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