「最高のみそ汁」、話題の腸活法で考えた簡単5秘訣 日本人なら超簡単!「たったひと工夫」でOK!

拡大
縮小

「旬の野菜」を選んだら、「わかめ」や「えのき」といったみそ汁の定番の具を追加して、腸にいい「食物繊維」を足すのもおすすめです。

「食物繊維」をプラスして「腸活」を強化

【3】「わかめ」「えのき」をちょい足しする
わかめと豆腐のみそ汁(写真:マーボー/PIXTA)

「食物繊維」は、腸の汚れをかき出し、便のかさを増すことで、便秘を予防する食材として知られています。

また、食物繊維は、大腸の中に住んでいる「善玉菌」のエサとなり、「悪玉菌」を減らしてくれるという嬉しい効果も期待でき、「腸の健康」のためには、食物繊維を積極的に摂取することが大切だと考えられています。

みそ汁の具を決めるときに、「わかめ」などの「海藻類」や、「えのき」などの「きのこ類」といった「定番のみそ汁の具」をちょい足しする習慣をつけると、プラスアルファの食物繊維を摂取することができます。

わかめやえのきには「水溶性食物繊維」が含まれていますが、この食物繊維には水に溶けだす性質があるのだそうです。けれども、汁まで飲めるみそ汁なら、溶け出した水溶性の食物繊維まで、しっかり逃さず口にすることができます。

ちなみに、だしに使われる「昆布」「かつお節」「煮干し」はいずれも「スロー」ですので、安心して飲みほして構いません。

【4】みそは「火を止める直前」もしくは「火を止めてから」
お味噌を入れるタイミングも大事です(写真:yukiotoko/PIXTA)

「みそを入れるタイミング」も大事な腸活ポイントです。日本でも昔から、「みそは加熱しすぎると風味が損なわれる」といわれていますが、実は、みそを加えたみそ汁を加熱しすぎないというのは、腸内細菌のためにもとてもよい方法なのだそうです。

アダムスキー博士は、「加熱により細菌フローラや酵素が死滅しないよう、みそは火を止める直前、もしくは火を止めた後に加えたほうがよい」と話しています。

よく食材の様子を見て、「もう火が通ったな」というタイミングでみそを溶くようにしましょう。

次ページ「最後のおすすめ」は?
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT