意味ない「ダメ会議」を変える3つの"頭の使い方" アウトプットを生み出せる会議は何が違うのか
会議で必要な3つの頭とは?
私は、会議再生屋として多くの企業の会議を見てきましたが、そこで行われているのは、
- ● 社長の言うことが絶対の「御前会議」
- ● 上司の意向に合わせる「忖度会議」
- ● 正解を求めようとする「答え合わせ会議」
- ● 波風立てないようにする「妥協会議」
- ● 誰かの指示を待つ「受け身会議」
- ● 相手に責任を押し付ける「押し付け会議」
といったものばかり。実感値で言えば9割の企業がこのような会議を行っている印象です。みなさんも心当たりはないでしょうか? もちろんこのような会議からは顧客が感動する商品や事業は生まれません。
ではどうすればいいのでしょうか? 顧客創造を考えるときは、「理想」と「現実」、そして「推進」という3つの「考える頭」を使い分ける必要があると考えています。
「理想」とは、「このような状況にある人に、このような価値を提供し、より幸せな、より感動する世界を想像する」ことであり、そこでの「考える」は現実解を無視して、より面白く振り切ってイメージを膨らませることが必要です。
企業で理想の頭(理想脳)を担う人は、中小企業であれば社長や次世代リーダー、中堅~大手では執行役員や事業部長、部門リーダーといった方々になります。私はさまざまな理想脳を担うべき人と仕事をしてきましたが、現実に引っ張られ思い切ってジャンプできない人は少なくありません。
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