そうなんだ!「芸能界だって、実力1割、運9割」 プロの言葉に学ぶ「運やチャンス」のつかみ方!

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物事の捉え方ひとつで、人生は大きく変わっていく(写真:Elnur/PIXTA)
仕事でもプライベートでも、何か行動を起こすには、背中を押してくれる言葉の力が必要です。3000人以上の一流のプロフェッショナルを取材してきた上阪徹氏が、最高の言葉を選りすぐって1冊にまとめた『1分で心が震えるプロの言葉100』の中から、さらに厳選したプロの言葉を紹介します。今回は、「運やチャンスをつかんで、力を発揮する」ための言葉。いまはモヤモヤしていても、夢をあきらめない勇気をもらえる言葉です。

辛抱の先に何かが待っている

前回の「仕事を『選ぶ人』と『好きになる人』の決定的な差」に続き、今回も、20年以上にわたって取材してきた一流のプロたちの言葉の中から選りすぐった最高の言葉をお届けしたい。

「石の上にも3年。ホント、昔の人は良いこと言っている」
 ――石橋貴明(タレント)

石橋貴明さんは、1980年代から芸能界のトップランナーとして走り続けてきた。最近では、YouTubeでのブレイクが報じられている。

『1分で心が震えるプロの言葉100』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

お笑いタレントとしては、ヒールのイメージを持つ人も多いが、インタビューで現れたのは、笑顔をたたえた紳士だった。そして、よろしくお願いします、と深々と頭を下げられた。テレビのイメージとは、まるで違っていた。

それだけではない。受け取った名刺をテーブルの上に並べると、質問をするたびに、「上阪さん、それはいい質問ですね」と返される。人生で最もたくさん耳にするのが、自分の名前。スターにそれを呼ばれることが、心地好くないはずがない。さすが、長く活躍している人は違う、と感じた。

そしてインタビューでも、意外な言葉が連発された。

「芸能界だって、実力1割、運9割」

「同年代のお笑いの世界にも、うまい人はいくらでもいた」……

運をつかむヒントは、という質問には、こんな答えが返ってきた。

「辛抱です。辛抱の先に何かが待っているかもしれない。石の上にも3年っていう言葉があるけど、ホント、昔の人は良いこと言っている。これは、何をやるにしても言えることだと思う。努力も大事です。だって、運とタイミングがそろったときに準備ができていないと、それに乗れないですからね」

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