仕事を「選ぶ人」と「好きになる人」の決定的な差

プロの言葉に学ぶ「やりたいこと」の見つけ方!

どんな仕事も、実は誰かの役に立つためにある(写真:zon/PIXTA)
仕事でもプライベートでも、何か行動を起こすには、背中を押してくれる言葉の力が必要です。3000人以上の一流のプロフェッショナルを取材してきた上阪徹氏が、最高の言葉を選りすぐって1冊にまとめた『1分で心が震えるプロの言葉100』の中から、さらに厳選したプロの言葉を紹介します。今回は「やりたいことを見つける」ための言葉。ワクワクドキドキして、元気がもらえる言葉です。

偶然に出会った仕事を大事にしよう!

私の仕事は、人に話を聞き、文章にまとめることだ。ありがたいことに、その相手は20年以上で3000人以上になる。

起業家、経営者、科学者、作家、俳優、スポーツ選手、大学教授……。彼ら、彼女らへのインタビューは本当に心躍るものがあった。

「選択したものは、思い切り好きになって、のめり込みました」
──魚谷雅彦(資生堂社長)

魚谷雅彦さんが、日本を代表する世界的企業、資生堂のトップに戦後初めて外部から招かれたのは、2013年のこと。その華麗なキャリアは当時、話題になった。

『1分で心が震えるプロの言葉100』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

新卒で入社したライオン時代にコロンビア大学に留学。史上最年少でブランドマネジャーに就任。その後、アメリカの銀行、ヨーロッパの食品メーカーを経て、39歳で日本コカ・コーラに副社長として入社。「ジョージア」男のやすらぎキャンペーンなど、社会現象ともいえるキャンペーンを次々に主導し、46歳で26年ぶりの日本人社長に就任した。

私が初めてロングインタビューをしたのは、この時代。その後、何度もインタビューさせてもらうことになるのだが、印象的だったのは、これだけのキャリアを作れた理由について質問したときだった。

さまざまな計算をしてキャリアを作っていったのかと思いきや、そんなことは考えていなかった、と返されたのである。こんな言葉が原稿に残っている。

「キャリアについて、事前にしっかりと計画を立てる人がいるようです。でも、僕は決してそうじゃなかった。実際、行き当たりばったりです(笑)。好きなことをやろうとしてきただけ。留学したいと思ってライオンに入り、コカ・コーラに行き当たった」

次ページその先には資生堂の仕事があった
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